こんにちは!美容院RのRISAこと畑中です😊
このページでは、美容師が【若々しく見える”脱・老け見え”ヘアスタイル】について紹介していきます。
なにを隠そう私、畑中も絶賛アラフォー真っ只中。
自分の見え方ってすごく気になりますよね。
記事の前半では【若く見える髪型、老けて見えてしまう髪型の特徴】を
記事の後半では【若く見えるヘアスタイルの紹介や若見え効果抜群のスタイリングのコツ】
などを紹介していきます。
ぜひ最後までお付き合いくださいね!では参りましょう。
若く見える髪型・老けて見える髪型の特徴と違い
「なぜ髪型だけでこんなに印象が変わってしまうの?」という人も多いと思います。
そこで、まずは若く見える髪型と老けて見える髪型の特徴についてご紹介しましょう。
若く見える髪型の特徴とは
- トップがふんわりと立ち上がっている
- 毛先までツヤがある
- 分け目がなく自然に流れた前髪
- 適度な軽さと立体感のあるヘアスタイル
老けて見える髪型の特徴とは
- トップのボリュームがない
- 髪がパサパサしている
- 分け目がパックリついている
- 顔周りのデザインが重すぎる
髪型で若く見せるためのポイントはいくつかありますが「コレが若く見える髪型だ!」と言い切れるヘアスタイルは存在しません。
若く見せるためには、、、骨格や顔立ちに似合わせた髪型であることが一番重要なんです。
つまり、似合わせが得意な美容師に髪を切ってもらうことが若く見せるための一番の近道ということです。
さらに、髪のスタイリング方法やお手入れの仕方でも《若見えか?or老け見えか?》は変わってきます。
ですので「若く見える髪型にチェンジしたいな」と思っている人も、ご自身でケアやスタイリング方法を変えるだけでグンっと若々しく見せることが可能だということを覚えておいてくださいね ^_^
マイナス5歳を叶えるスタイリング方法は記事の後半で紹介していきます!
まずは先に若く見える髪型を紹介していきますね。
オススメの若く見える大人女性ヘアスタイルカタログ
わたしがいつも髪をさせて頂いている美魔女のみなさんにご協力いただきました 😊
- ショートヘア
- ボブ
- ミディアム
- ロングヘア
の順で紹介していきます。
ショートボブ
<デザインのポイント>
インナーのデザインカラーと綺麗な内巻きボブなのですが、もう少しメリハリがあるとよりGOOD。おでこに光を入れて顔色を1トーン明るく見せるために前髪を眉上でカット。カットは前髪のみでも印象がガラリと変わる。
<スタイリング方法>
32mmのコテでもみあげのデザインカラー部分を根元までしっかりと巻き込んで内巻きにしてから毛先のみ外巻きに巻きなおす。柔らかめのワックスでカールの動きを整えて完成。
<オーダー方法>
あご少し下の前下がりのグラボブ。カラーはもみあげラインにブルー系のデザインカラーで透明感をオン。
ボブ
<デザインのポイント>
毛先の毛量が少なく、まとまらないのでカット前はお顔が浮いた印象でした。カットで顔を包み込むようにして丸みと弾力感を出すことで優しく若々しい印象にチェンジ!
<スタイリング方法>
32mmのコテで毛先をワンカール。ハチ上の髪は少し持ち上げてコテを入れると立体感が出ます。トップの髪をコテで挟んで軽くすべらせたらワックスで前に持ってくると奥行きが出て小顔効果!
<オーダー方法>
カットはあご下2cmの少し前下がり、シルエットに優しい丸みを出すために少しグラデーションを入れる。カラーは7トーンのナチュラルブラウン。
ロングヘア
<デザインのポイント>
カット前は髪はとても綺麗なのですが動きがないため、すこし寂しい印象になってしまっています。顔周りの毛にレイヤーを入れることで動きを出してくびれを作り小顔に見せています。また明るくなってパサつきがちな髪色をトーンダウンして深みとツヤを出すことで潤いのある印象に。
<スタイリング方法>
32mmのコテで髪の中間をはさんだら、3秒くらいおいてそのまま毛先まで滑らせて毛先から内巻き。トップの毛はリバースでコテを滑らせしながら緩く形をつける。顔周りのみしっかりとリバースで巻き込んでひし形シルエットに見せています。
<オーダー方法>
カットは胸あたり、毛先に軽さを出して巻きやすくするために少しレイヤーをオン。カラーは10トーンのチャコールミルクティー。
(このヘアカタログは随時更新していきます)
いかがでしたか?
ポイントをおさえてあげれば髪型を大きく変えなくても、見た目年齢をガラリと変えることができるんですよ😊
でも「髪を切るのって勇気がいるし…」という人も多いかも知れませんね。
そこで続いては、スタイリングだけで見た目年齢を若々しく魅せるやり方について紹介していきます!
マイナス5歳若く見せれるスタイリング方法
さきほどもお伝えしましたが、髪型を変えなくてもスタイリング方法を工夫するだけで老け見えを防いで若く見える髪型を作ることが可能です。
- 前髪
- トップのボリューム感
- ひし形シルエット
の3つのポイントを意識しながらマイナス5歳スタイリングに挑戦してみてくださいね😊
ひとつひとつ紹介していきます。
1. 前髪で若く見せる
「前髪がパックリ分かれちゃう…」
という人は前髪の分け目を消しながらスタイリングするだけでも若々しく見せることが可能です。
パックリ分け目がついている人は、霧吹きで分け目の根元を濡らしてからドライヤーをあてると分け目ができにくくできます。
どうしても分け目ができてしまうという人は、いつもと逆に前髪を流してみましょう。
2. トップのボリューム感で若く見せる
「トップがぺたんこでボリュームが出ない」
という人は、ドライヤーでトップのボリュームを出して若々しく見せましょう!
髪の毛を左右に引っ張りながらドライヤーをあてると分け目が消えてボリュームが出やすくなりますよ。
髪が濡れている間が形を作りやすいので、お風呂上りのドライヤーでトップのボリュームを出しておく癖をつけると毎朝のスタイリングが楽です。
また、スタイリングではどうしてもトップのボリュームが出ないという人は、カチューシャなどのヘアアクセサリーを使ってみてはいかがでしょうか ^_^
3. ひし形シルエットで若く見せる
「上手くスタイリングができない」
とお困りの人でも、ひし形シルエット(別名:ダイヤモンドシルエット)にスタイリングするだけで若々しく素敵に見えます。
トップと口元の高さにボリュームを出すことで、ひし形シルエットは簡単に作れるんです。
美容師もサロンでお客様をスタイリングする際には、ひし形シルエットを作ることを意識しているんですよ!
つまり、ひし形シルエットは【髪型の黄金比】だと思ってもらえればOKです。
ヘアアイロンやワックスを使って挑戦してみてくださいね ^_^
ちなみに、上の写真のお客様はネックレスがひし形シルエットを作るのに役立っており、より小顔に魅せてくれています。
Vネックの服やネックレスなどの小物も上手く組み合わせると小顔に魅せやすくなるんですよ!
番外編:髪を結ぶ高さでも見た目印象は変わる
お仕事や家事でポニーテールにする人も多いかと思いますが、髪を結ぶ位置で見た目印象も変わるんです。
高い位置で結ぶほど若い(カジュアル)な印象になり、低い位置で結ぶほど落ちついた(シック)な印象に見えます。
大人女性が無理に高い位置で結ぶと年相応でない、いわゆるイタい感じなってしまいますし、低すぎる位置で結ぶと…くたびれた印象に見えてしまうことも。
ちなみに上の写真、高い位置でポニーテールにしている方がフェイスラインが引きあがって見えませんか?これは一種の錯覚によるもので本当に引きあがっているわけではないんです。
髪型ひとつで若く見せたり小顔に見せたりすることができる良い例ですね!
ポニーテールの場合だと…
自分の目の高さで結ぶと一番バランス良く見えて、横顔美人になれますよ♡
いかがでしたか?
今ご紹介したポイントに気をつけて頂ければ、自宅でも若々しく見える髪にスタイリング可能です。
ぜひ実践してみてくださいね。
ところで、あなたはスタイリング剤やメイクにも気を使っていますか?
実は髪型以上に見た目年齢に関係していたりするんです…!
ということで、最後に髪型とプラスαで気をつければ素敵に見えるポイントを解説しますね。
若々しく見せるために髪型以外で気をつけるべき点
自分自身を若く素敵に魅せるためには、髪型だけでなく全体のバランスが大切。
そこで、美容師として気をつけてほしいと思うのが以下の3つのポイント。
- スタイリング剤選び
- 髪色にあったメイク
- エイジング毛の予防
こちらも簡単に説明させていただきますね。
1. スタイリング剤選びの重要性
ARIMINO ライトバーム
30g 2,640円(税込)
COTA STYLIG LUMITEX
右:WET
左:FLUID
60g 2,200円(税込)
ワックス、スプレー、ジェルなど人によって思い思いのスタイリング剤を使われているかと思います。
結論から申し上げると、若見えの髪のためには水分量の多い乳液タイプやクリーム系のワックスが相性◎です。
みずみずしい質感でパサつきをおさえて、潤いのある髪に見せましょう。
逆に相性が良くないのは、マット(ツヤ消し)系のワックスやスプレーで髪がパサっと見えやすくなってしまいます。
とくに40代以降の女性の髪はマット系のスタイリング剤を相性が良くないことが多いのでご注意を。
2. 髪色にあったメイク
髪や服の色に合わせたメイクが大事だということは多くの人が知っているかと思います。
美容師的目線でとくに気をつけてほしいのは、眉マスカラの色。
バランス良くみせるためには、髪色より1トーン明るいカラーの眉マスカラを選ぶのがオススメです。
髪の色に対して眉が暗すぎると野暮ったくなりますし、明るすぎると老けて見えがちなので気をつけましょう。
3. エイジング毛の予防
エイジング毛とは、老化した髪のことです。
エイジング毛をよく見るとカクカクと折れ曲がっていてツヤがありません。
《サビついた髪》と例えられることもあり、30代後半くらいから生えはじめる人が多くなります。
さらに厄介なことに、エイジング毛はトリートメントでは綺麗にすることができません。(シミやシワが化粧品を使ってもなくならないのと同じです)
ですので、エイジング毛ができないように予防することが大切!
食生活・睡眠・運動といった基本的なことを疎かにせず髪の健康を守っていきましょう。
また、エイジング毛が生えにくい頭皮環境を維持するためにヘッドスパに通うなども効果的ですよ😊
まとめ
いかがでしたか?
若く見える髪型について書かせて頂いたのですが、お役に立てたでしょうか?
では、ここまでの内容を1分でおさらいしてみましょう。
- 若く見える髪型とは、トップのボリューム、毛先までのツヤ、分け目のない前髪、適度に軽く動きのある髪型
- 似合わせがうまい美容師がカットすると若く見える
- 髪型を変えなくてもスタイリングで若く見せれる
- スタイリング選びやメイク、ヘアケアも若く見せるための重要な要素
自分に似合う若く見える髪型が分からないという人は、信頼している美容師がいるならお任せしてみるのもアリだと思いますよ。
この記事の内容を参考に自宅でも《マイナス5歳スタイリング》を頑張ってみてくださいね。
歳を重ねるごとに素敵に見えるよう髪型にもこだわりを持っていきましょう (`・ω・´)
この記事のお相手は美容院Rの畑中でした。
ps.ご協力いただいたお客様のみなさま、本当にありがとうございました。
それではまた!
このページの監修美容師
畑中梨沙(RISA)
美容師 / R代表
美容師歴16年
大手サロン勤務時代より指名数1位、顧客リピート率1位などの実績を上げる。現在は独立し、兵庫県神戸市岡本にて完全予約制美容院「R」を経営。
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